2020-06-16
お知らせ

A.D.A.M.2第一回レポート〜 KICK OFF MEETING :SF×プロダクトデザイン - 自然と共存する自動操船ヨット

蒸気エネルギーが発明されて以降、人類は「いかに自然に打ち勝ち、経済効率性を追求できるか」という目的の元、テクノロジーによる可能性を切り開いてきました。しかし、「自然と共存する」という目的を再設定したとき、そこには別の未来の可能性があるのではないか?本プロジェクトでは、SF作家と共にその未来を描いてゆきます。

everblue Technologiesについて

everblue Technologiesは、風力をダイレクトに動力として利用し帆走を自動化する技術を通して、持続可能な社会の実現に還元する会社です。帆船型ドローンを通して、漁業、観光業などの産業シーンで自動操船ヨットを導入していくことでカーボンフリーな世界の実現を目指しています。

everblue Technologiesが提言する未来像/コンセプト

A.D.A.Mについて

FabCafeでは、昨年3月よりAIによるデザインプロジェクト「A.D.A.M」を立ち上げ、everblue Technologiesの開発する自動操船ヨットのデザイン面のサポートを行ってきました。
その第二段にあたる「A.D.A.M2」では、SF作家の樋口恭介氏を招き、カーデザイナーやエンジニア、海洋研究者と共に、everblue Technologiesによる自動操船ヨットの旅客開発を見据え、「自動操船ヨットにより、どのような社会や生活スタイルが実現されるか」を描いていきます。

イベントスケジュール

「A.D.A.M2」は全4回のイベント・ワークショップイベントです。

第一回:6/17(水)  A.D.A.M2に関する紹介セッション
第二回:7/8(水) SFプロトタイピング、アイディエーション※日程調整中
第三回:7/22(水)  デザイナー/エンジニアによるプロトタイプ※日程調整中
第四回:8/5(水) まとめ/報告会 ※日程調整中 

第二回/第三回は、第一回参加者の中からワークグループに参加表明をいただいた方の中から熱意のあるメンバー(最大20名)と共にクローズドでワークショップを行います。

※希望者多数の場合は、エントリーシートによる選出を行います。

Speakers

  • 野間 恒毅
  • everblue technologies CEO
  • 上智大学院理工学研究科電気電子工学専攻博士前期課程修了後ソニー入社。ネットサービス、3Dコミュニティサービス開発運営。NYUに留学し、IoTを学ぶ。元スタートアップ企業CTO。ソフトウェア開発、ITが専門、自動車、モーターサイクルなどモビリティにも詳しくライター業も行う。小型船舶免許、無線従事者免許有。
  • 樋口 恭介
  • SF作家
  • SF作家、会社員。単著に長編『構造素子』〈早川書房〉、評論集 『すべて名もなき未来』〈晶文社〉 、その他文芸誌等で短編小説・批評・エッセイの執筆、noteで短編小説の翻訳など。現在、SFプロトタイピングをテーマにした単著を執筆中。
  • 藤田 健介
  • FabCafe ディレクター
  • 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒。
    プロバイダーのシステムエンジニアとして約6年間にわたり、CMSの開発や運用、カスタマイズに関わる。
    市民の手による街づくりや、デジタルファブリケーションによる、制約にとらわれない物づくりに関心を持ち、ロフトワークに入社。
  • 現在は、機械学習やAI、テクノロジーを利用した表現などに関心を持ち、FabCafeディレクターとしてプロジェクトの進行やイベント運営を行っている。

Timetable

18:50 UTC+9 開場

19:00-19:05 オープニングトーク

19:05-19:30 everblue Technologies/A.D.A.Mプロジェクトのご紹介

19:30-19:45 A.D.A.M 2プロジェクトのご紹介

20:00-20:15 SFプロトタイピングとは何か

20:15-20:45 クロストーク

20:45-21:00 エントリー方法について・質疑応答


Information

日時 2020.6.17 (水) 19:00 – 21:00 UTC+09:00

会場 動画配信

参加費 無料

定員 100人程度

オーガナイザー

主催: everblue Technologies
企画・運営: FabCafe LLP

ご参加されたい方はこちら

オリジナルポストはこちら